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車のブレーキパッドは消耗品!定期的に点検をして安全な走行について解説

2023年03月22日
車のブレーキパッドは消耗品!定期的に点検をして安全な走行について解説

車は走るだけのものではなく、当然ながら止める必要があります。車を止めるのはブレーキですが、ブレーキのシステムの中でもブレーキパッドは消耗品であり、摩耗が進むと、ブレーキが効かなくなり車の制御に問題が生じることもあるのです。そこで今回は、安全な車の走行に重要なパーツであるブレーキパッドについて、交換時期の目安や交換の方法など詳しく解説します。

 

1.ブレーキの仕組み

車のブレーキには「ディスクブレーキ」と「ドラムブレーキ」があり、現在ではディスクブレーキが多くの車で採用されています。ディスクブレーキは、ディスクローター、ブレーキキャリパー、ブレーキパッドから構成されています。ディスクローターは車輪とともに回転する部品で、ブレーキキャリパーによって伝えられた圧により、ブレーキパッドがディスクローターを挟み込むと摩擦力が発生し、そのエネルギーで回転を止める仕組みです。

 

1-1.ブレーキパッドは重要な部品

ブレーキのパーツの中でも、ブレーキパッドは最も重要な部品と言っても過言ではありません。直接、高速で回転しているディスクローターを挟み込むため走行のたびにすり減っていく消耗品であり、メンテナンスおよび交換が必要な部品です。とくにオートマ車はブレーキパッドの減りが早い傾向があるため定期的なメンテナンスが必要です。ブレーキパッドはすり減るとブレーキが効きづらくなり、車が止まるまでの距離が長くなります。乗車時にブレーキの効きが悪いと感じたら整備工場などに相談しましょう。

 

2.ブレーキパッドの交換時期

ブレーキパッドの交換時期は車種によって違いがあります。また走り方によっても違いがあり、坂道での走行や停止、発進の繰り返しが多いなどブレーキを多く使用する走り方はブレーキパッドの減りを早くするのです。頻繁に高速道路を利用する場合はブレーキパッドの減りは遅くなります。では、自分の車の交換タイミングはどのように判断すればよいのでしょうか。

 

2-1.交換のサイン

交換の時期を迎えたことがわかるサインには、以下の4つがあります。

 

・異音がする

・薄くなる

・交換してからの走行距離が30,000km超

・ブレーキオイルの量が減っている

 

「パッドウェアインジケーター」という機能が搭載されている車種は、ブレーキパッドが薄くなるとキーキーという音で警告します。カラカラといった、別の異音がする場合はパッドが割れているなどの症状が起きている可能性があります。また、ブレーキパッドは残っているのが3mm以下の薄さになると寿命です。ブレーキパッドの厚みは、ホイールを取り外さないと確認できません。点検や修理時などにどのくらいの厚さになっているかを業者に聞いておきましょう。

 

ブレーキパッドは10,000km走ると約1mm摩耗すると言われており、走行距離が30,000㎞~50,000㎞に達すると寿命とされています。ブレーキオイルは、ブレーキを使用する回数が多いとブレーキパッドに伝える力が徐々に弱くなっていきます。交換は一般的に2年~3年ほどを目安に行いましょう。

 

2-2.交換しない場合に起こりうること

交換時期が来ているにもかかわらずブレーキパッドを交換しない場合、ブレーキが効かなくなる可能性があります。車を制御できなくなり、大事故に直結するのは誰でも予想できることです。また、ブレーキパッドの摩耗はブレーキオイルの劣化を早めます。ブレーキオイルの劣化は、ブレーキが効かない「ベーパーロック現象」を引き起こす原因となるでしょう。定期的な点検と早めの交換が事故防止につながります。

 

2-3.寿命を延ばすには

ブレーキパッドの寿命を延ばすためには、スピードを出し過ぎず適切な速度で走行する、負荷をかけ過ぎない(過重量を避ける)、ブレーキをかけながら加速しない、エンジンブレーキを活用する、急ブレーキを避けゆっくりとブレーキを踏むようにするといった走り方をするように心がけましょう。

 

3.どこに交換を依頼する?

ブレーキパッドは重要なパーツであることから国が許可した業者でしか交換できません。「指定整備工場」「認証整備工場」などの看板のある整備工場などを選びましょう。また、車検時に点検と同時に交換も依頼すると、その分費用を安くできます。

 

3-1.ディーラー

ディーラーはメーカーが認めた技術力を持ったスタッフがおり、サービスを安心して受けられます。純正のパーツを使って修理やメンテナンスが受けられ、ディーラーで購入して保証の対象車になっていれば、場合によっては無料で修理してもらえることもあるのがメリットです。デメリットは修理期間が長びくことがある、費用が高めなことが多いといった点です。

 

3-2.整備工場

整備工場はディーラーと比較して費用を抑えられることが多いでしょう。技術力やサービスの質にばらつきがあるため、良いところを見極める必要はあります。

 

3-3.カー用品店

純正のパーツを使用しない分、修理費用を抑えられますが、対応する車種に限りがあり、輸入車などは料金が高くなったり、交換できなかったりする場合があります。

 

4.まとめ

ブレーキパッドはブレーキの中でも中心的な役割を担っており、摩耗などの劣化は事故につながるため定期的な点検と交換が必要です。効きが悪いと感じる、ブレーキを踏むと異音がする、走行距離が30,000kmを超えるといった場合は速やかに交換を依頼しましょう。

 

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