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車のタイヤって何でできているの?寿命はどれくらい?交換の目安も解説!

2023年03月22日
車のタイヤって何でできているの?寿命はどれくらい?交換の目安も解説!

自家用車をはじめトラックやバスなど、自動車は私たちの生活になくてはならない存在です。自動車のパーツの中でもタイヤは路面と接するため、摩耗し劣化する消耗品です。毎日車に乗るという人でもタイヤいついての詳しい知識がある方は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、タイヤの素材や寿命、交換時期の目安などについて解説します。

 

1.タイヤの素材

自動車のタイヤはゴム(天然ゴム、合成ゴム)、タイヤコード(タイヤの形状を保持のための補強材。ポリエステル、ナイロンなど)、補強剤(ゴムの補強剤。カーボンブラックやシリカ)、配合剤など100を超える原材料で構成されています。タイヤが黒いのは、補強材であるカーボンブラックの色が出ているからです。

 

1-1.タイヤはなぜゴム製なのか

現在はタイヤと言えばゴムというのが常識ですが、昔は木材や金属製の車輪が使われていました。ゴムが持つ優れた特性が今のタイヤを生み出しました。

 

ゴムが持つ特性としては、「伸縮性が高い」「空気や⽔分を通しにくい」「摩擦が⼤きい」といったことが挙げられます。ゴムは伸縮性が高いため、衝撃を吸収するため乗り心地が良くなり、車への衝撃も和らげます。

 

また空気や⽔分を通しにくく、中に空気を入れておけることで、雨や雪の日も走行することが可能です。またゴムは摩擦が⼤きいため、車がエンジンやブレーキで走行したり止まったりすることが可能となります。

 

1-2.タイヤの種類

タイヤはシーズン別に、サマー(ノーマル)タイヤ、スタッドレスタイヤ、オールシーズンタイヤの3種類に分けられます。

 

サマータイヤはノーマルタイヤのことを指します。冬用のスタッドレスタイヤと区別するためにサマータイヤと呼ばれますが、夏専用ではありません。

 

スタッドレスタイヤは、雪が積もった、あるいは凍結した道路用の冬用タイヤです。スタッド(=鋲)レス(=ない)という名前が示すとおり、かつて主流だったスパイクタイヤにあった鋲がないタイヤです。タイヤのゴムは冷えると固くなりますが、スタッドレスタイヤは温度が低くても柔らかさを保てるため、雪の日でも滑りにくいのです。

 

オールシーズンタイヤはノーマルとスタッドレスの特徴を合わせ持ったタイヤですが、スタッドレスタイヤほど滑りにくいわけではないため注意が必要です。

 

2.タイヤの寿命

タイヤは消耗品であるため寿命が来たら交換しなければなりませんが、タイヤの寿命はどれくらいなのでしょうか。

 

2-1.タイヤの一般的な寿命

タイヤは一般的に5,000kmの走行で約1mm摩耗する、つまりすり減るとされています。保安基準ではタイヤの溝について1.6mm以上と定められていることから、新品のタイヤでは走行距離がおよそ30,000km~40,000kmで寿命を迎えると考えておいてよいでしょう。

 

2-2.経年劣化する

タイヤは製造から5年ほど経過すると、実際に走っていなくても劣化してゴムの柔軟性がなくなってきます。タイヤが固くなるとブレーキの効きが悪くなりスリップする可能性が高くなります。あまり頻繁に車を運転しない、長距離は乗らないといった場合あまり溝は減りませんが、タイヤを交換してから4〜5年ほど経っていれば寿命が来ているとみて交換しましょう。

 

2-3.寿命が短いスタッドレス

スタッドレスタイヤは低温でも固くならないようにノーマルタイヤより柔らかいゴムが使われています。タイヤが柔らかいと路面と接触する面積が増えるため滑りにくくなりますが、摩擦は大きくなり摩耗のスピードは速くなります。スタッドレスタイヤを装着するのは冬のみですが、寿命は3年ほどです。

 

3.タイヤを交換しないとどうなる?

寿命が来ているのにそのまま劣化したタイヤを使い続けた場合、さまざまな事故やトラブルにつながる可能性があります。

 

3-1.重大事故につながる

柔軟性、伸縮性に富んだ新しいタイヤは、グリップ力が高く雨の日の道路でも滑らずに走行できます。しかし、劣化して硬くなったタイヤは、グリップ力が低下するためスリップしてしまう可能性があるでしょう。また、硬いタイヤはひび割れが入ることが多く、そこから水やほこりが侵入してさらに劣化が進みます。最悪の場合、突然パンクしたり、バーストしたりすることもあります。

 

3-2.乗り心地や燃費が悪くなる

新しいタイヤのゴムは弾力性があるため振動や揺れを吸収し、快適な乗り心地にします。硬くなったタイヤは振動を吸収しづらいため、ガタガタと揺れ乗り心地が悪くなります。また、タイヤの劣化はムダが生まれ、燃費が低下するのです。

 

3-3.法律違反につながる

道路運送車両法でタイヤの溝が1.6mm以上と定められていることから、溝が1.6mm以下のすり減ったタイヤで走行していると処罰され、車検も不合格になります。

 

4.タイヤの劣化を抑えるには

少しでもタイヤの寿命を長くしたい場合は、日頃からタイヤの状態を点検し、適切な空気圧を保ち、タイヤローテーション(前輪と後輪のタイヤを入れ換える)を定期的に行うといった対策を取りましょう。

 

5.まとめ

タイヤはゴムをはじめさまざまな原材料で作られており、快適な車の走行を支えています。使うシーズンによってサマー(ノーマル)、スタッドレス、オールシーズンタイヤに分けられます。タイヤは一般的に30,000km40,000kmを走行する、もしくは製造後4年5年ほどで寿命とされています。日頃からタイヤの点検を怠らないようにしましょう。

 

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